カテゴリ:製作雑記( 3 )

お届けした商品にご感想のメールをくださった皆さま。誠にありがとうございます。
今回は少し商品の種類が少なかったのですが、少しでもお楽しみいただけますと幸いです。


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そして、アクセサリーとは違うジャンルなのですが、全魂を集中したマイナーな制作物に
名も無いエンドユーザーからの声が届いて倒れそうな真夜中。

「すごく良かった。ありがとう。」

こちらこそ。
ありがとう。

頭の中にある世界を形にできればそれで充分。
誰にも理解されなくても誰にも届かなくてもいい。

そう覚悟したはずが、もう倒れそうになっているとは
未熟の祭典です。精進します。
by yoshiyanetshop | 2014-12-10 22:04 | 製作雑記
アクセサリー製作を続けて8年ほどになりますが
「作る喜びにあふれながら 楽しんで制作する」という感覚に
いまだに到達できません。

自分はおかしいのかなといつも恥ずかしく思い
業界の先頭に立って、愛と希望にあふれた制作をされている恩師のお話しをお聞きしたり
少しでも近づくことはできないかと、四苦八苦しているのですが
いつまでたっても、石の言葉というものは聞こえて来ず、素材に呼ばれているという体験も出来ず
おすすめの詩集を何度読んでも、恩師の言われる “ 静謐 ” や “ 輝く金色の光 ” ということが
何を指している言葉なのかわからないまま今に至ります。

元来、喜びや幸せというような陽の感覚は不慣れな苦手科目であり
悲しみや怒りというような陰の感覚のほうが得意科目という感じがありますので
陽の要素だけでものを作ろうとすると、途中でどうしても空虚で嘘臭いように思えて来てしまい
結局、奥底が冷たく沈黙しているような、陰の要素を入れてしまいがちの傾向にあります。

今後とも模索していく所存ですが
いつの日か、生まれ持った特性や、生い立ちや、生活状況などから
同じように はしゃぎきれない一面のあるかたがたに、強く響くものを作ることができたなら
それだけで本望ではないのかとも考えております。


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低くなればなるほど
世界が一望に、全て見渡せる
という歌をよく思い起こします。


権威や肩書き、ステイタス。高尚だとされていることや
値打ちがあるとされているものに目の色を変えるのではなく
地面に足をつけていたい。

道ばたの雑草や、汚れた野良猫が持つ
本当の美しさを
絶対に見失わないように。



by yoshiyanetshop | 2012-09-05 10:00 | 製作雑記
人工物がさびて朽ちていく様子は
だめになっていく汚いことではなく
自然に帰ろうとする美しいことではないかと考えることがあります。

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野山にあっては、そこだけ不自然で悪趣味な感じの
派手な看板やプラスチックや、ギラギラの金属も
風雨にさらされて、錆びて、塗装が剥がれ落ちていくと
周りの風景に溶け込むように違和感がなくなっていくので
これは、人工物でさえも自然に馴染んでいこうとする
美しい姿なのではないかと考えることがあります。

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廃墟や、ツタのからまる空き家などになぜかぐっと来るのは
人工物と自然が混じり合いはじめた
独特の美しさがあるからかなと考えます。

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by yoshiyanetshop | 2010-07-06 19:48 | 製作雑記
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